約半世紀前に開催された第1回目のまつりのべおか花火大会は、午後9時30分から打上開始と今よりも遅い時間帯での開催であった。
打上場所は岡富中付近の河川敷上流で、観客はメイン会場となっていた亀井橋下の五ケ瀬川河川敷から、夜空を彩る可憐な花火を楽しんだ。
その後、会場は大瀬川河川敷へと移り、第29回大会には延岡大橋東側に変更されたが、第33回大会では大瀬橋のリニューアルを記念し、5年ぶりに大瀬川河川敷に戻った。
延岡の花火大会は観覧席が打上場所から非常に近く、大迫力の臨場感を堪能できるため、九州内でも評価が高い。過去には金色の光の帯が左右に走る仕掛け花火「ハレー彗星」やリズミカルに打ち上がる「音楽花火」、七色カーテン「オーロラ☆スターマイン」など、様々な花火が登場している。